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2010年9月10日 (金)

じゃあね。

五年前
_0010438 こいつら兄弟は突然やって来た。
甘えん坊でわがままで自由奔放で兄貴がずっと面倒みていた。
でもその兄貴も2年前に亡くなり。
独りになったが
_0015918 そのままずっと居座りつづけ
P1081418 わがまま言いたい放題。
P6261315 でも甘えん坊
で仕事からもどると乗っかってきてゴロゴロと顔をこすりつけてくる。

憎たらしいけど、メッチャかわいい。
親ばかならぬネコバカとはどうしてネコに冷遇されてもゆるせてしまうのだろう。

でも出会いがあれば別れの時は必ずやってくるもので、
元々持っていた病気が発病し始めた。
医者に通いながらも徐々に衰弱していき。
発病して4ヶ月治療もだんだん効かなくなり
食べなくなり、歩くかなくなり、立つこともままならなくなった、
それでも食べ物や水を口に入れてあげれば何とか食べて生き続けようとしていた。
しかしそれも徐々に受けつけなくなり。
いよいよ最後かと思っていた。
それなのに彼は生き続ける。
死んで行ったアニキの分まで。

体にさわると筋肉がもう無く骨と皮だけになって自分では動けなくなって
体温もかなり低くなっているの
それでも命を削りながら生き続ける。
食べ物も水もまったく受けつけなくなって4日。

そんな折に仕事が忙しくなり早く帰りたくても帰れない。
自分ももう会えないかもと諦めながら徹夜で仕事をする。
朝になってやっと家に帰ると。
まだ彼は生き続けている。
もう寝返りもうつことも、目を閉じる事も、水を飲を飲む事もできなくなってもう5日目なのに
声をかけると息を大きく吸い振り向こうとする。
振り向くだけの筋肉ももうないのだがなんとか反応してくれる。

「待っててくれたんだね。」
「君はホント強いねぇ」
体重も三分の一以下まで減り燃やすエネルギーなど残っていないのに。
体がこんなになっても生きているネコははじめてだよ。

「まだまだがんばれるの?」
と聞くとすこしだけ肉球をギュッっと握って応えてくれた。

今日は仕事がほとんどないので少し寝て
午後から仕事に出かけて早く帰って来るつもりだ。

「じゃあ、行って来るね」と家を出て
その三時間後彼は逝った。



おつかれさま。
ようやく楽になれたね。



兄貴には会えたかな?



いつの日か俺もそっちにいったらまた会えるかなぁ。



じゃあね。


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